金銭消費貸借契約公正証書作成嘱託委任状見本1(借主が代理人の場合)

公正証書作成嘱託委任状

貸主(甲) □□ △夫
借主(乙) ○○ ▲男

乙は、甲乙間の金銭消費貸借契約につき、宮崎信幸(住所 久留米市中央町38番地23)を代理人として、下記契約条項による強制執行認諾約款付公正証書を作成するため、公証人に嘱託する一切の権限を委任します。

第1条 甲は乙に対し、本日、金300万円を貸付け、乙はこれを受領した。

第2条 乙は、甲に対し、前条の借入金300万円を平成18年4月から平成20年9月まで毎月末日限り、毎回元金10万円と利息を、甲方に持参又は送金して支払う。

第3条 利息は年10%、遅延損害金は年14.6%とする。

第4条 乙について、次の事由の一つでも生じた場合には、甲からの通知催告がなくても乙は当然に期限の利益を失い、直ちに残債務全額を支払う。
(1)第2条の支払を1回でも期限に支払わないとき。
(2)他の債務につき仮差押、仮処分又は強制執行を受けたとき。
(3)乙が甲に通知なくして住所を変更したとき。

第5条 乙は本債務を履行しない場合、直ちに強制執行を受けても異議がないことを承諾するものとする。

第6条 本契約に関して訴訟の必要を生じた場合には甲の住所地を管轄する裁判所を管轄裁判所とすることに合意した。

上記委任のこと相違ありません。

平成18年3月31日

借主(乙) 久留米市六ツ門町19番地10

○ ○  ▲ 男  実印


注意・・・上記委任状は、借主(債務者)に代理人を立てる場合の見本です。当事者(貸主と借主、保証人)全員が公証役場に出頭する場合、委任状は必要ありません。契約内容を記載したメモなどをご用意ください。